実際に風俗店でお仕事を始めると、いったいどんな業務を行うのか気になる方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、風俗店のスタッフが行う業務について紹介します。
業務について
風俗店のスタッフの業務は、語弊を恐れずに言えば難しいことはありません。
様々な業種から応募が多いのも、初めから特別なスキルを必要としないお仕事が多いからかもしれません。
デリヘルや店舗型などの業種にもよりますが、基本的にデスクに座ってパソコンを使い、電話が鳴れば電話に出ると思っていればほぼ間違いありません。
ここでは、入店時から数か月間で覚えていくような種類のお仕事を紹介していきます。
清掃・備品管理
毎日の業務の中にはほとんどのお仕事と同じように、事務所の清掃や備品などの管理があります。
使用したコスチュームの洗濯や、ローションやグリンスなどの補充、店内やトイレ、待機室の清掃などをします。
また、オプションなどのアダルトグッズ、コスチュームの在庫の確認や点検も行います。
また、デリヘルやホテヘルでは、女性がお仕事に行くときにはお店が用意した「お仕事バッグ」を持ってお客様のもとに向かいます。
そのバッグの中にお仕事に必要な備品を入れて、「お仕事バッグ」を完成させておきます。
また、店舗型の場合は、これにお部屋の掃除が加わります。
メール対応
メール対応には、お客様からのメール、女性からのメール、その他のメールと大きく三種類に分けられます。
メールだけでなく、LINEやTwitterなどのツールで対応する場合もあります。
メール対応の内容は、お客様に関してはご予約やお問い合わせが多くほとんどの場合はテンプレに則ってやり取りが行われます。
女性からの連絡は、出勤や欠勤などの定期的な確認事項がほとんどです。
すべてのメール対応は、内容の込み入ったものは先輩や上長に引き継いでいただきますので特に難しいことはありません。
パソコン作業
風俗店員は、勤務時間のほとんどをパソコンに向かって過ごします。
パソコン業務には上記のメール対応も含まれますが、そのほかには
- 媒体チェック・媒体更新
- ブログやTwitterの投稿
- メールマガジンの作成・投稿
等があります。
特に入店したての時は、自分が勤務する店舗名も料金もわからない場合が多いため、配属先店舗のオフィシャルホームページなどを見てもらう時間を取りますので心配はいりません。
媒体チェック・媒体更新
ここでいう媒体とは、営業広告や求人広告のことを指します。
風俗情報サイトにはシティヘブンや風俗じゃぱん、ぴゅあらばなどいくつもの営業サイトがあります。
また求人情報も、バニラやガールズヘブンといった求人情報サイトがあります。
ほとんどの風俗店は、オフィシャルホームページだけではなくそのような風俗情報サイトに自店を載せて宣伝をします。
オフィシャルホームページや、風俗サイトに載せている情報が最新のものであるか？正しい情報を載せているかのチェックをします。
お仕事中の女性がすぐ遊べる女性になっていたり、もう終了しているイベントの情報が残ったままだとか、退店した女性が消えていないなどの更新漏れがあるとお客様が混乱してしまいます。また、お店としての信用も失ってしまうかも知れません。
そのため媒体は細かくチェックし、情報の訂正や更新を常に行っていきます。
ブログやTwitterの投稿
それぞれのお店では、お店独自のブログやTwitterでお客様に情報を発信して集客につなげる努力をしています。
新人さんの情報や新しいイベントの告知など内容は様々で、情報は新鮮なうちに発信していく必要があります。
投稿の方法は簡単で、Twitterをしたことがない、ブログを書いたことがないという人でも簡単にできます。
最初のうちは、内容を先輩や上司に確認してもらってからの投稿となるので、入店当初に担当する場合が多いですが安心して取り組むことができます。
メールマガジンの作成・投稿
メールマガジン（メルマガ）は、どの店舗でも毎日欠かすことなく投稿する業務です。
その内容を考えたり、文章や画像を用意して作成・投稿するのも新人スタッフさんが覚えるお仕事です。
内容次第ですぐに予約が入ったり、お問い合わせに直結する場合も多いので、効果が分かりやすくやりがいのある業務です。
ブログやTwitter、メルマガなどは、基本的に時間に煽られずに習得することができる作業で、この辺りの業務を重ねていくうちにパソコン操作を覚えていきます。
パソコンを触ったことがない方でも、数日から数週間で、それなりのレベルに達することができます。
気が付いたら文章を打ち込むのが早くなっていたり、メルマガなどの作成に時間がかからなくなっていたりと、自分の成長を感じられる業務です。
送迎ドライバー
ホテヘルや店舗型ヘルスにはありません。デリヘルのみの業務になります。
ほとんどの場合、配属先がデリヘルになると、入店当初は免許のある方に限り送迎業務を行っていただくことがあります。
送迎の業務は送り迎えの運転と、現場に到着した際のお客様、お店への連絡があります。
すべての車にはナビが付いており、メールで行先の情報などがすべて簡潔に送られてきますからその指示に沿って行動します。
最初の数日は送迎ドライバーもしくは先輩スタッフが運転して見本を見せますので、助手席に座って送迎業務を覚えていきます。
その後自分が運転、助手席に先輩スタッフが同乗し、一人でできるようになるまで一緒に行動します。
電話対応・受付対応
受付対応はホテヘル・店舗型ヘルスのみの業務で、電話受付はすべての職種での業務となります。
電話対応や受付対応は、最初は先輩スタッフたちの対応をひたすら観察します。
今までの職業で電話対応や対面接客をしたことがない人には難しく見えるかもしれません。
しかし、電話内容の種類は多くはありません。
実際は、「ご予約」「ご予約の確認」「入室や待ち合わせ場所の連絡」の3種類であることがほとんどです。
意外と、純粋な質問などのお問い合わせはほとんどなく、そのような場合は先輩や上司に対応を交代してもらいます。
予約の手順を教わり、実際に電話に出ることを繰り返すと、すぐに覚えられる内容ばかりです。
電話対応も受付対応も、もちろん最初は先輩社員が隣で聞いてくれていて、間違えそうになった時にはすぐに電話を替わってリカバリーしてくれます。
自分一人で対応できるようになるまでは、しっかり先輩社員が見ていてくれますから安心して電話対応に慣れていくことができます。
配車業務
配車業務は、デリヘルのみにあるお仕事で、女性の送迎の手配を担当する業務です。
配車業務は入店後すぐにやることはほとんどありません。
デリヘルの場合、電話でご予約を頂いたら、まず配車担当に到着時間を確認します。
配車担当は、常にドライバーがどこにいるか、何時に到着して何時に戻ってくるかを把握しておく必要があります。
女性をお客様のもとに送り、帰りに違う女性を拾って事務所に戻ってくる、場合によってはタクシーを使うことまで計算をして送迎の手配をします。
金庫業務
金庫業務は、お金の出し入れなどお金を管理を担当します。
ホテヘルや店舗型の場合は券売機を利用しますが、デリヘルの場合は女性に次のお仕事の「おつり」を渡し、戻って来たさいに料金を回収します。
そのほか女性の清算金（お給料）や、買い出しなどの現金の管理をし、営業終了時にその日の締め作業を行います。
金額に差異が出ないように、細心の注意を払う必要のある業務です。
女性対応
女性対応は、様々なパターンがありますが、込み入った話や悩みの相談などは先輩社員が担当します。
入店当初の女性対応は、挨拶とお声がけ程度のものになります。
「おはようございます」「おかえりなさい」「お疲れ様です」など、一般的な挨拶を元気よくしましょう。
お声がけは、お仕事が決まった際女性にメールで連絡をしますが、直接待機場所へお声がけをしに行きます。
また、お客様がホテルに入室した際、送迎者の準備ができた際などのお声がけもあります。
面接・体験入店対応
面接や体験入店の説明は面接担当の役職者が対応します。
新人スタッフさんが面接などを担当することはほとんどありません。
しかし、新人女性が体験入店する場合に必要な、ブログやTwitter、メルマガ、各種媒体への更新などは新人スタッフが担当する場面も多いです。
新人女性のデビューはお店にとってイベント以上のお祭りであり、そのためにすることは多く素早い作業が求められます。
その他
その他の業務としては、面接担当やシフトの確保、イベントの企画や売上向上のための戦略を立案・実行などがあります。
またスタッフやキャストの管理育成なども重要な業務です。
そのどれもが入店当初に携わることが少ない業務で、役職者や店舗責任者のお仕事になっていきます。
ここまで入店してから実際に行う業務について深堀して紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？
これから風俗のお仕事をしようと思っている方や、風俗業に興味がある方の不安や心配を和らげる一助になればうれしいです。
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